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骨粗鬆症

骨粗鬆症は、骨の密度が低下し、骨がもろくなる病気です。これにより、骨折のリスクが高まり、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。特に高齢者の方に多く見られますが、若い世代でも無理なダイエットや生活習慣の乱れによって発症することがあります。骨粗鬆症は自覚症状がないことが多いため、定期的な検査が重要です。当院では、骨密度測定をはじめとした各種検査を行い、患者さん一人ひとりに合わせた適切な治療をご提案しています。早期発見・早期治療で、健康な骨を維持し、アクティブな毎日を送りましょう。

骨粗鬆症の症状について

骨粗鬆症は、初期にはほとんど症状が現れません。そのため、気づかないうちに病状が進行していることがあります。しかし、骨密度が低下し、骨がもろくなると、以下のような症状が現れることがあります。

骨折

最も一般的な症状は、骨折です。特に、背骨(椎体)、股関節、手首などの骨折が多く見られます。これらの骨折は、転倒などのわずかな衝撃で発生することがあります。

背中の痛み

椎体骨折が起こると、背中に痛みが生じることがあります。これは、骨が潰れることによって神経が圧迫されるためです。

身長の低下

椎体骨折が繰り返されると、背骨が変形し、身長が低下することがあります。これは、いわゆる「猫背」の原因となることもあります。

姿勢の変化

骨粗鬆症が進行すると、背骨が丸まり、姿勢が悪くなることがあります。これは、椎体骨折によって背骨が支えきれなくなるためです。

これらの症状に心当たりのある方は、早めに当院にご相談ください。早期発見・早期治療が、骨折の予防につながります。

骨粗鬆症の原因について

骨粗鬆症の原因は、一つではありません。さまざまな要因が複合的に関与して、骨密度が低下すると考えられています。主な原因としては、以下のものが挙げられます。

加齢

加齢に伴い、骨を作る働きが低下し、骨を壊す働きが活発になるため、骨密度が低下しやすくなります。特に女性は、閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少するため、骨粗鬆症になりやすい傾向があります。

生活習慣

偏った食生活、運動不足、喫煙、過度の飲酒などは、骨密度を低下させる原因となります。特に、カルシウムやビタミンDの不足は、骨の健康に大きな影響を与えます。

病気や薬の影響

一部の病気(慢性腎臓病、関節リウマチ、糖尿病など)や、特定の薬(ステロイド、利尿剤など)は、骨密度を低下させることがあります。

遺伝

骨粗鬆症になりやすい体質は、遺伝することがあります。ご家族に骨粗鬆症の方がいる場合は、注意が必要です。

これらの原因を踏まえ、ご自身の生活習慣を見直すとともに、定期的な検査を受けることが大切です。

骨粗鬆症の病気の種類について

骨粗鬆症は、原因によっていくつかの種類に分類されます。主な種類としては、以下のものが挙げられます。

原発性骨粗鬆症

最も一般的なタイプで、加齢や閉経に伴うホルモンバランスの変化が原因で発症します。特に、閉経後の女性に多く見られます。

続発性骨粗鬆症

病気や薬の影響によって発症する骨粗鬆症です。原因となる病気の治療や、薬の変更などを行うことで、骨密度の改善が期待できます。

特発性骨粗鬆症

原因が特定できない骨粗鬆症です。比較的まれなタイプで、若い世代にも発症することがあります。

当院では、患者さんの症状や検査結果をもとに、適切な種類の骨粗鬆症を診断し、最適な治療法をご提案しています。

骨粗鬆症の治療法について

骨粗鬆症の治療は、骨折の予防と骨密度の改善を目的として行われます。主な治療法としては、以下のものが挙げられます。

生活習慣の改善

バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙、節酒など、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。特に、カルシウムやビタミンDを積極的に摂取するようにしましょう。

薬物療法

骨密度を増加させる薬や、骨の破壊を抑制する薬などを使用します。患者さんの状態に合わせて、適切な薬を選択し、服用方法や副作用について詳しく説明します。

  • ビスフォスフォネート製剤・・骨を壊す細胞の働きを抑え、骨密度を高めます。
  • SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)・・骨に対してエストロゲンと同様の働きをし、骨密度を高めます。
  • 活性型ビタミンD製剤・・カルシウムの吸収を助け、骨の形成を促進します。
  • PTH製剤(副甲状腺ホルモン製剤)・・骨の形成を促進し、骨密度を高めます。
  • 抗RANKL抗体製剤・・骨を壊す細胞の働きを抑え、骨密度を高めます。

運動療法

骨に負荷をかける運動(ウォーキング、ジョギング、筋力トレーニングなど)は、骨密度を増加させる効果があります。当院では、理学療法士が患者さんに合わせた運動プログラムを作成し、指導を行っています。

装具療法

椎体骨折による痛みを和らげるために、コルセットなどの装具を使用することがあります。また、転倒予防のために、杖や歩行器を使用することもあります。

これらの治療法を組み合わせることで、骨粗鬆症の進行を抑制し、骨折のリスクを軽減することができます。当院では、患者さんと相談しながら、最適な治療プランを作成し、サポートを行っています。

骨粗鬆症についてのよくある質問

Q1. 骨粗鬆症は遺伝しますか?

A1. 骨粗鬆症になりやすい体質は遺伝することがありますが、生活習慣や環境要因も大きく影響します。ご家族に骨粗鬆症の方がいる場合は、早めに検査を受け、生活習慣を見直すことが大切です。

Q2. カルシウムをたくさん摂れば骨粗鬆症は予防できますか?

A2. カルシウムは骨の健康に欠かせない栄養素ですが、カルシウムだけをたくさん摂っても骨粗鬆症を予防できるわけではありません。ビタミンDやビタミンKなど、他の栄養素とのバランスも重要です。また、適度な運動も骨密度を高める効果があります。

Q3. 骨粗鬆症と診断されたら、もう治らないのでしょうか?

A3. 骨粗鬆症は、早期に適切な治療を行えば、骨密度の改善や骨折リスクの軽減が可能です。薬物療法や生活習慣の改善などを継続することで、健康な骨を維持することができます。諦めずに、医師の指示に従って治療を続けましょう。

院長より

骨粗鬆症は、silent killer(静かなる殺人者)とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行し、骨折を引き起こしてから初めて気づくというケースも少なくありません。しかし、早期に発見し、適切な治療を行うことで、骨折のリスクを大幅に減らすことができます。当院では、骨密度測定装置を完備し、患者さんの骨の状態を正確に評価するとともに、生活習慣や病歴などを考慮し、一人ひとりに合わせた最適な治療プランをご提案しています。

「もしかして骨粗鬆症かも?」と思ったら、お気軽にご相談ください。土日祝も17時まで診療しておりますので、お仕事や家事で忙しい方でも通院しやすい環境です。気になることがあれば、どんなことでもお尋ねください。患者さんの不安を解消し、安心して治療を受けていただけるよう、スタッフ一同、親身になってサポートさせていただきます。骨の健康を守り、いつまでもアクティブな毎日を送りましょう。

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